危険物

細心の注意を払った取り扱い

危険物とは、健康、安全、財産、環境に危険を及ぼす恐れがある物品や物質を指します。危険物は、IATAの危険物規則の危険物リストに記載されているか、その規則に従って分類されています。

危険物の中には、危険度が高すぎるため航空機では輸送できないもの、貨物機に限り輸送可能なもの、貨物機と旅客機どちらにも積載可能なものがあります。空輸が認められている危険物には、多数の制限が設けられています。国や航空会社によって追加の規制が設けられている場合もあります。

サービスの特徴

  • 識別、分類、包装、表示、ラベル貼付、文書化が正しく行われている
  • 中身が漏れないような構造で封をできる質の良い包装資材

危険物の内容確認、分類、表示、ラベル貼付、書類作成は荷送人が行います。荷送人はしかるべき方法で危険物取り扱いの訓練を受ける必要もあります。危険物の包装には質の良い資材を使用してください。包装は航空輸送時の平常の状態で中身が漏れないような構造で封をできることが条件です。新品の包装にも再利用の包装にも危険物規則書のセクション5に定められた荷造りに関する規定が適用されます。荷造りのあらゆる面に対する責任は荷送人にあります。

すべての必要な表示に対する責任は荷送人にあります。

危険物規則書に特別な定めがない限り、輸送物または外装梱包には、最低でも次の内容を記載してください。

• 積み荷の正式名称
• UN番号またはID番号
• 荷送人および荷受人の氏名と住所

これに加えて、以下に関する要件もあります。

• 国連規格容器
• 放射性物質にはタイプAおよびタイプBの容器
• 「少量危険物」容器
• 複数の異なる容器を含む輸送物
• 病毒を移しやすい物質(区分6.2)
• 放射性物質(クラス7)
• 深冷液化ガス(区分2.2)
• Carbon Dioxide, Solid(固形の二酸化炭素)(Dry Ice(ドライアイス))
• 外装梱包

ラベル貼付および危険物規則に関する情報は、IATAのウェブページにてご確認ください

  • 荷造りのあらゆる面に対する責任は荷送人にあります。
  • 危険物のほとんどのクラスおよび区分は、それぞれが有する相対的な危険度に基づいて3つのパッキンググループに分類されています(I 危険度高、II 危険度中、III 危険度低)。これにより荷造りの方法および包装材料の仕様が異なります。

危険物規則:

危険物およびその最大数量、包装、取り扱い、表示、書類の要件は、IATAが毎年発行する危険物規則(DGR)で詳しく規定されています。IATAの規則は国際民間航空機関(ICAO-TI)が定める規則に基づいており、ICAOの規則はあらゆる輸送方法を対象にした危険物の輸送に関する国際連合の推奨事項に基づいています。

以下のリストに記載された危険物が輸送貨物に1点以上含まれている場合、荷送人は荷送人の危険物申告書に必要事項を記入し、署名する必要があります。この申告書は、荷送人がすべての関連規則および指示に従っていることを宣言する法的文書です。IATA危険物規則書8.1.6に詳しく説明されている指示に従い、正副2通作成してください。

注意:このリンク先で入手できるフォームを利用する場合、必ずカラー(赤と白の網かけ)で印刷してください。各欄をクリックすると入力できます。欄の上部にカーソルを移動させると、入力する必要がある情報についての簡単な説明が表示されます。

危険物一覧
以下の品目は危険物に分類されます。

クラス1 - 火薬類
区分1.1—大量爆発の危険性がある物品および物質
区分1.2—大量爆発の危険性はないが、飛散の危険性がある物品および物質
区分1.3—大量爆発の危険性はないが、火災の危険性があり、弱い爆風、わずかな飛散のいずれかまたは両方の危険性がある物品および物質
区分1.4—高い危険性が認められない物品または物質
区分1.5—大量爆発の危険性はあるが、反応しにくい物質
区分1.6—大量爆発の危険性がなく、極めて反応しにくい物質
通常、航空輸送はできません。
区分1.3および1.4に分類される物質や物品の中には、受託可能なものもあります。
区分2.1—引火性ガス
区分2.2—非引火性、非毒性ガス
区分2.3—毒性ガス
クラス3 - 引火性液体類
区分4.1—可燃性固体
区分4.2—自然発火性物質
区分4.3—水と接触することで引火性ガスを放出する物質
区分5.1—酸化性物質
区分5.2—有機過酸化物
区分6.1—毒物
区分6.2—病毒を移しやすい物質
クラス7 - 放射性物質
クラス8 - 腐食性物質
クラス9 - 環境有害物質を含むその他の有害性物質